これからの季節は夏祭りに行ったり、
夜間に屋外で活動する日も増えてきますよね。
そこで、夏場の夜間は夏の風物詩、
「天の川」に注目したいですね。
「天の川」はいつ見えるのか?
時期や方角、時間や最適な場所など
紹介して行きます。
目次（お好きなところからご覧ください）
天の川とは
天の川とは幼少期に
織姫と彦星が出会う川
として教えられてきましたよね。
ロマンチックな話ですね。
では、
天の川とは実際なんなんでしょうか。
ロマンチックな話は知ってるけど
実際は何かは知ってる人少ないですよね。
天の川はなんなのか確認して行きましょう。
一つは、銀河系の集合体と言えます。
宇宙には複数の銀河が存在します。
その銀河が集まり
川のような流れに見えることから
天の川と言われるようになりました。
もう一つが、
宇宙に存在する星間物質と言われる
ガスや様々な物が集まっています。
このように天の川は
銀河系の物だけでは無く
いくつもの宇宙の物が集まった
集合体が天の川と言えます。
天の川が見える時期・季節
天の川が見える時期は
七夕の時期に見られます。
七夕は7月7日ですよね。
夏の始まりの季節になります。
多くの都道府県では
梅雨が終わっている所もあれば、
まだ梅雨が終わっていない時期になり、
天の川を見るには
天候に左右されやすく
見えた場合は非常に幸運です。
しかし
この天の川は梅雨の終わり
7月初旬から8月の終わり頃に
かけて観測できることから、
梅雨が終わっていなくても
夏の後半まで見れるので、
梅雨が終わるのを待ち観測して見ましょう。
天の川が見える方角
では、天の川が見える方角を
紹介して行きましょう。
天の川を見つけるには、
小学校の時に習った夏の大三角を
まず見つけましょう。
夏の大三角は東の方角にあり、
3つの光々と光る星が
夏の大三角の星に当たります。
その3点を結ぶ星の中に
天の川が見えます。
見るためには天の川を見つける
のでは無くて、
夏の大三角がある東側を見て
大三角を基準に見つけて行きましょう。
天の川が見える時間
天の川が見える時間帯は
19時〜23時が天の川を見るのに
最適な時間と言われます。
しかし、
都会や街明かりが明るい都市部など、
19時や20時は街灯やビルの灯が
付いていて見にくいので
街の明るさを確認して
見る事をおすすめします。
また、天の川は光量が少ないので
街の光少しでも見えにくいです。
都会や自宅周辺が明るい場合は
周囲が暗くなるのを待ちましょう。
天の川が見える最適な場所
天の川を絶対見たい！！
そんな人は天の川を見る場所を考えましょう。
天の川は前項でも出しましたが、
街の少しの光でも見えなくなりますので、
周りに光が無い場所から見る事が最適です。
そうなると、
田舎の外れた所や
海岸や山などが一番見やすい所です。
また、太陽光が明るい日も
天の川の光を消してしまうので、
月明かりの少ない新月の日に
見る事をおすすめします。
その他、空気が澄んでいる事や
天気が良い日を選ぶ事を心掛けましょう。
天の川の観測にあると良いものは?
天の川を見るときは
いくつかの道具があると楽しみも増えます。
一つが、星座早見盤です。
小学校の時に理科の授業で
使用していた物で、
流石に大人になっても
所持して無いですよね。
そこで星座早見盤の代わりになるのが、
スマートフォンでアプリをダンロードしましょう。
星座早見盤に変わるアプリが多くあるので
お気に入りのアプリをダウンロードしましょう。
もう一つが、双眼鏡です。
双眼鏡は倍率６倍から10倍
程度の物がいいです。
レンズ口径30mm以上の物を
準備するようにしましょう。
双眼鏡と言っても様々ある中で
星を見るためには、
このような基準の物を
準備する事で星を見る事ができます。
最後に、懐中電灯ですね。
天の川を見る為に出来るだけ暗い場所に
行くためには懐中電灯が無ければ
安全に行くことができません。
懐中電灯は必須アイテムになります。
ひとり一つの懐中電灯を持ち合わせましょう。
まとめ
・天の川とは
銀河系と宇宙にある物の集合体。
・天の川が見える時期・季節
7月初旬から8月の夏の間。
・天の川が見える方角
夏の大三角、東の方角を見るように。
・天の川が見える時間
夜19時〜23時頃が見える、
自宅周辺が明るければ外が暗くなるのを待つ。
・天の川が見える最適な場所
周囲が暗い場所、海岸や山などを選ぶと良い。
・天の川の観測にあると良いものは?
星座早見盤か携帯アプリをダウンロード。
双眼鏡、懐中電灯。
天の川は7月7日の七夕の日しか見られない
と思いがちですが、
実は夏の間だったら観測する事が可能です。
夏の夜に天の川を見ながら
日々の暮らしを考え、
夏の良い思い出作りをして見てください。
