脂肪は大きく分けると
皮下脂肪と内臓脂肪の2種類があります。
今回は皮下脂肪と内臓脂肪の違いや原因、
付いてしまった脂肪を落とす方法
について紹介します。
目次(お好きなところからご覧ください)
皮下脂肪(皮下脂肪肥満型)とは
![皮下脂肪 内臓脂肪 違い](https://entavi.com/wp-content/uploads/2019/08/493013abdd47efc24c502548cca0db09_s.jpg)
皮下脂肪は、
皮膚の下に脂肪が溜まるタイプで、
女性につきやすい脂肪です。
お腹周りやお尻、太ももに付きやすく、
洋なし型の肥満と呼ばれています。
皮下脂肪を落とさないままにしていると
セルライトになってしまい、
一度ついてしまうと
落としにくい脂肪が皮下脂肪です。
皮下脂肪がつく大きな原因は?
脂肪がつく5つの原因にある、
暴飲暴食や運動不足が原因とされています。
また、女性は妊娠や出産、
更年期などでホルモンのバランスが変わり、
皮下脂肪がつきやすい体質になることがあります。
皮下脂肪を落とす方法は?
皮下脂肪は内蔵脂肪に比べ、
脂肪が落ちにくい特長があります。
落とす方法としては、
食事の摂取方法や運動になります。
食事では糖質の摂取量に気をつけたり、
運動では基礎代謝を上げるために
筋肉をつけることが必要です。
筋肉をつける無酸素運動と
脂肪を燃焼させる有酸素運動を組み合わせて、
皮下脂肪を落としていく
という方法になります。
食事→無酸素運動→有酸素運動
内臓脂肪(内臓脂肪肥満型)とは
![皮下脂肪 内臓脂肪 違い](https://entavi.com/wp-content/uploads/2019/08/5a4fd5a1553ff8737582b4ff18fbbe00_s.jpg)
内臓脂肪は臓器の周りにつく脂肪です。
この内臓脂肪は男性に多く、
お腹が丸く出ることから、
りんご型の肥満と呼ばれています。
内臓脂肪の量が多いと、
各臓器にべったりと覆うように
付いてしまいます。
内蔵脂肪が多いと高血圧や高脂血症、
糖尿病などを起こす原因にもなり、
この病気が2つ重なることで
メタボリックシンドロームといわれ、
すぐに治療しないと
動脈硬化を進行させてしまいます。
心筋梗塞や脳梗塞の原因となる
危険がありますので、
内蔵脂肪を軽くみてはいけません。
内臓脂肪がつく原因は?
![皮下脂肪 内臓脂肪 違い](https://entavi.com/wp-content/uploads/2019/08/7d0df09c700790e2606ea5f7aa360c8f_s-1.jpg)
炭水化物や糖質を含む、
お米やパン、麺類、野菜や、
その他の食品にも含まれ、
この炭水化物や糖質を多く摂り過ぎると、
内臓脂肪に変わります。
炭水化物は肝臓に少量しか
溜めることしかできないので、
溢れた炭水化物は
そのまま内臓脂肪になります。
ですが、
全く摂取しないということは
身体に悪影響を起こすことになるので、
内臓脂肪を落とす時も、
適度に炭水化物の摂取は必要になります。
内臓脂肪を落とす方法は?
内臓脂肪は皮下脂肪より落としやすいく、
食事や有酸素運動で落とすことができる脂肪です。
食事では1日の糖質の摂取量を
オーバーしないようにするほか、
食材を食べる順番によっても
内臓脂肪を落とすことができます。
野菜類から食べるということは
知られていますが、
その後に何を食べたら良いか、
意外と知られてないようです。
食べる順番としては、
野菜類→タンパク質→炭水化物の順番
です。
野菜を一番に食べる理由は、
血糖値を急に上げないためです。
逆に、
血糖値が急に上がる食べ物を摂ると、
身体は血糖値を調節しようとして、
インスリンを多く分泌し、
たくさんの脂肪を作ってしまいます。
また、野菜の中でも
最初に食べてはいけないものがあります。
それは、主食になる野菜で、
じゃがいも、さつまいもなどの芋類と、
とうもろこしです。
気を付けることは、
野菜を最初に食べるから
身体は脂肪を作らないと思ってしまって、
タンパク質や炭水化物を過剰に食べすぎると
意味がなくなってしまうで、
食べ過ぎには注意しましょう。
タンパク質は、
動物性タンパク質と植物性タンパク質があります。
動物性タンパク質は、
肉・魚・卵などの動物由来のものです。
植物性タンパク質は、
豆・穀類・野菜などの植物由来のものです。
炭水化物は、
ご飯、パン類、麺類や他にも芋類にもの含まれています。
ということで、
野菜類→タンパク質→炭水化物の順番を
毎日継続して食べると、
内臓脂肪を落とすことができます。
加えて有酸素運動をすることで
身体の中の糖や脂肪を燃焼させます。
有酸素運動は、ジョギングやウォーキングです。
どちらも脂肪を燃焼させますが、
ウォーキングの方が
脂肪の燃焼、減少に適しています。
20分以上ウォーキングをすると
脂肪燃焼は高いです。
まとめ
今回は、皮下脂肪と内臓脂肪について、
原因や脂肪を落とす方法について紹介しました。
すぐに始められるのは食事の摂り方ですね。
カロリー計算も大事ですが、
それよりもまず、
糖質の摂取量を抑え、
野菜からタンパク質、
炭水化物の順番を意識して摂取してください。
ウォーキングする時間が
20分や30分取れない方は、
10分でも良いので
ウォーキングすると脂肪は燃焼します。
無理せずに食事の習慣や
ウォーキングを取り入れてみてください。